2012年3月13日火曜日

Patisserie Paris S’eveille

Patisserie Paris Seveille
address: 東京都目黒区自由が丘2-14-5 館山ビル1F

tel: 03-5731-3230

open hours: 10:00-20:00

closed: open yearly

price: 1000yen-2000yen

website: http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131703/13005198/ (食べログサイト参照)





ホワイトデーを目前にお店は超満員。普段も混んでいるが、この日は外にまで列を成し、入場制限を行ってるほどだった。前々から気になってる店舗ではあったが、なかなか機会がなく、今回初めて訪れたカフェ:)


店内のショーケースには、ずらりと並ぶケーキの数々。どれも彩り鮮やかで目を惹くものばかり。人も多かったというのもあり、じっくりと選べなかったが、私は一際鮮やかで大好きなベリーが盛られたタルトと大好きなペカンタルトを選んだ。友達は、ラムがたっぷりと使用されたチョコレートケーキに、酸味がなんとも言えない杏タルトを頼んだ:) 

この前にもカフェに立ち寄っていたため、この日2件目(笑) ケーキは別腹!この店舗を訪れる前に行った数軒先のカフェ(http://ochazukedaisuki.blogspot.com/2012/03/cafe-ohanaya.html)でもパウンドケーキを食べたのだが、構わず食べまくる女子2人(笑)

女子の休日の過ごし方は、こうでなくちゃ!美味しいもの食べて、話して、ショッピングをする。最高な休日となった:)



写真では見にくいが、ホワイトデーに備えて焼き菓子やマカロンが陳列されている。パンやデニッシュも人気のようだ。



外でも待ったのだが、中に入った後も席が開くまで順番待ち。30分くらいだろうか、ほどなくしてようやく席に着くことができた。お待ちかねのタルトやコーヒー。


カフェオレ
ケーキは、大体500円~580円台で大きさも小ぶり。普通のケーキ屋さんにしては少し高めだ。先に言っておくが、それでも食べる価値あり。

タルト・フリュイルージュとタルトペカン

タルト・フリュイルージュ

アップ


タルト・フリュイルージュ断面

我ながらきれいに切れた。生地は、タルト生地にアーモンドの風味を利かせたカラメル状の生地(アーモンドプラリネ)の2層。ベリーの豊かな香りと甘酸っぱさ、香ばしく口いっぱいに広がるアーモンドの香り、最後に全体を包み込むバターの風味。甘さも控えめな上品でかわいらしいタルト。女性に人気な理由がわかる。



中までごっそりとペカンナッツの入ったタルト。
タルトの表面はカラメル状にザクザクと香ばしい甘い生地。味はシンプルだがペカンを思う存分に楽しめると言った具合。これだけ入っているがくどくないのは、技術の一つだ。

ボザール 580円


ボザール 断面




たっぷりのラム酒を利かせたビターのチョコケーキ。ケーキというよりかは、ムースと言った感じ。ふわっとゆるいチョコムースの両サイドには、板状のチョコレートとレーズン(だろうか)の入ったクッキー。これがないとゆるくて崩れてしまうんでないかというくらい口どけ滑らか。ラム酒に付け込んだレーズンにラム酒をたっぷりと利かせたムース。ビターで風味豊かな大人な味。

杏タルト

杏タルトは、唇がきゅっと窄まるほど酸味の利いた杏ジャムがたっぷりと上に乗ったタルト。下のバターの風味豊かなクッキーのようなタルト生地にジャムの染みこんだしっとりとした生地。バランスがとても良い。アーモンドと粉砂糖がアクセント。さっぱりとしていて、ちょうどよい口直しになった。

駅からすぐの大通りに面してるケーキ屋さんだけあって、しばらくこの人気は続きそうだ。このほとぼりが冷めた頃にまたお邪魔して、じっくりケーキを堪能したい。言っておく。某有名パティシエのケーキでさえも味がいまいちと思ってしまったochazuke。ケーキには、なかなかうるさい笑


2012年3月11日日曜日

Cafe Ohanaya

cafe Ohanaya

address: 東京都目黒区自由が丘2-14-20 yumenoparadise2 2F

tel: 03-3725-4087

open hours: 11:00-16:00 (L.O. 15:00)
                  18:00-22:30 (L.O. 21:30)
                  ※Lunch only on Mondays.
closed: 水曜日、第3火曜日

price: Lunch 1000-2000yen
        Dinner 3000-4000yen


残念ながら、撮影の許可はお料理のみということだったのでインテリアの写真はないが、お料理からだけでもご想像ください。



自由が丘駅正面口から歩いて5分ほど、小さな路地にビルが軒を連ねる中、cafe Ohanayaの入口がひょっこりと顔を出す。看板も目立たないため、一度は通り過ぎてしまうくらいわからない。隠れ家カフェながら、お店は大盛況。この日も席が空くまで時間をつぶし、空いたら電話をかけてもらうようにしたくらいだ。


写真には、納められなかったが店内は木を基調とした雑貨やインテリアが並ぶ。店舗入り口には、自家製のジャムや輸入のポストカードがお土産としてて売られており、見渡すだけでも心が和む。お料理を待っている間、見るのもよし、帰り際持ち帰りでスコーンやジャムを買うのもよし。こういうかわいらしい店舗づくりが大好き。


ランチメニューは、3種類。
サンドイッチランチ1000円、パスタランチ1200円、ohanaya ランチ1500円というラインアップ。
一番人気は、Ohanayaランチ。この日注文したのもOhanayaランチ。 ドリンク、前菜の野菜プレート、メイン、デザートがついて1500円。なかなか良いお値段だ。


前菜の野菜プレート

大根、紅大根、わさび菜、金時にんじん、にんじんと珍しい野菜をそれぞれ種類の違う酢で和えたもの。バルサミコ酢やフランボワーズビネガー、白ワインビネガーなどそれぞれの個性が一つの皿の上で共演する。フランボワーズビネガーで和えたニンジンは、レーズンとともに豊かなベリーの香りに包まれていて、今までに味わったことのない洋風な酢の物。ピクルスともまた違う味わいで斬新。和食に食べ馴れているだけにこういう調理法もあるのかと勉強になった。


鎌倉やさいのトマトグラタン
ブロッコリーやかぼちゃ、じゃがいもなど身体を芯から温める野菜ばかり。寒い雨の日にぴったりなホクホクグラタン。お肉は使用してないから、くどさもなくさっぱりと食べれる。通常のホワイトソースとは違って、トマトを加えたアメリケーヌソース風になっている。トマトの酸味がほど良いアクセント。さわやかさを加える。中には、ソースを絡んだトロトロふわふわなフランスパン。香ばしさと絶妙な食感。素朴だけど、手の込んだ一品だ。




甘夏のほろ苦い皮をシロップ漬けにし、ふんだんにパウンドケーキの生地に練りこむ。
しっとりとした生地にほろ苦い甘夏のピール。ただ甘さが広がるのでがなく、ほろ苦さと甘さ、少々の酸味がうまく融合。横に添えられたやわらかいなめらかなホイップクリームと一緒に食べると口の中にまろやかさが広がる。やさしい家庭的な味を思い出す。

甘夏のパウンドケーキ

締めは、ハーブティー。ローズヒップも入ってたのだろうか。この酸味が胃を和らげる。すっきり。

ハーブティー
カフェランチで1500円は、決して安くはないが、払う価値あり。
豊富な種類の野菜を使い、素朴だが一つ一つに丹念な仕事が伺える料理の数々。ぜひ他のものも試してみたい。また一つお気に入りカフェを発見。野菜にこだわり、自然にこだわり、シンプルな味付けがとても素朴で落ち着く。