2011年7月18日月曜日

ホルモン屋だん

ホルモン屋だん 小田原店

address: 神奈川県小田原市栄町1-14-7
tel: 0066-9678-78069 (reservation only)
     0465-24-2911
open hours: 17:00-24:00
closed: monday
price: dinner 3000yen-4000yen
website: http://www.horumon-dan.com/

雑誌「おとなの週末」にてホルモン屋だんがホルモンチェーンとしてランキング第一位!!


新橋では定評のあるホルモンの元祖とも言えるホルモン屋だん。もともとのルーツは、小田原にあるようで現在は土間土間になっている敷地に1号店があったのだとか。その後、小田原のオーナーは代わり、新橋店を経営するようになったそうだ。(小田原店主情報)新橋、小田原店ともにホルモン屋だんで扱っているホルモンや肉は同じもの。






小田原の店舗は非常に小さく、車の大通りに面したところのため、人通りもかなり少ない。下手すると見逃してしまうのではないかというくらいだ。その店舗は、ロッジハウスのような木材は主体となった店舗でなんともあっとホームで落ち着くような場所だ。店内に入ってみると壁に手書きのメニューが一つ一つ表示され、その日のおすすめが一目でわかるようになっている。味のある字にも注目。習字のようなデザインある字はどこか客を惹きつけるところがある。ホルモンの番付表は、ホルモン初心者にとってどれが美味しいのかおすすめなのかを教えてくれる優れもの。




この日頼んだのは、ホルモン3点盛り、だんサラダ、カクテキ、ホルモン1点(ぐるなびのクーポン利用によりサービス)、カルビ、生ビール2杯、焼酎1杯、ソルティードック1杯の計8点で6200円。また、店主の粋な計らいにより、気になったホルモンを少し味見させてもらったのだ。これだけ食べて、飲んでこのお値段は、断然お得。

カクテキ
ホルモン3点盛り
だんサラダ
カルビ
シロコロ
マルチョウ

備長炭で焼くホルモンは、表面に焦げ目が付き、カリッと香ばしく仕上がる。普段から脂物をたくさん食べるわけではないのでくどいと思いきや、脂の溶け具合と旨みが疲れた身体には最適。ホルモンの下処理は、しっかりとされていて、臭みはほとんどなかった。ホルモンを前面に押しているお店として、ホルモンは新鮮かつ下処理の仕方でお店の評価が変わってくる。中には、味付けがしっかりとされており、少し塩気が気になったものの、お酒に合う塩気。ビールが進む!笑 バテ気味の夏でもしっかりと栄養を蓄え、すっきりとビールで涼むことができる。みそ味にしているものもあったので、飽きが来ず、色んな種類のホルモンが食べれるのがここの特徴だ。

今回頂いたホルモンは全部で5種。3種の盛り合わせには、のどなんこつ、ハラミ、ツラミが入っていた。のどなんこつは、軟骨のように歯ごたえが良く、シャキシャキとしていた。脂身も少ないため、食感を楽しむといった感じ。ビールのおつまみ感覚にちょうどよかった。ハラミは、いわゆる焼肉の霜降りの肉と言ったところ。脂身が多く、のどなんこつやサラダと合わせてたべるとあまりくどさを感じなくて良い。ツラミは牛のほほ肉の部分。ハラミとどこか味わいが似ていたが、ほほ肉だけあり、筋肉質で弾力のあるお肉だった。あまり内臓と言った感じではなかった。

単品で頼んだのが、シロコロ。シロコロは、豚の小腸。焼くと回りの皮がキュルっと堅く、歯ごたえが良い。噛む度に脂肪が中からじゅわっと滲み出て、食感と旨みが楽しめるホルモンだ。もう一つ似たものでシロコロと間違えていたのが、マルチョウだった。マルチョウは、牛の小腸部分だが、シロコロ以上に脂が詰まった感じで、回りも噛んでも噛んでも噛み切れず、飲み込みにくい。その分、脂の旨みは美味しく感じるが、少しくどいようにも感じた。

だんサラダは、サニーレタスをベースにしょうゆとごま油のドレッシングで和えたもの。とてもシンプルながら、ごま油がとても香ばしく、美味しく頂ける。それに合わせてカクテキのシャキシャキとした食感とみずみずしさ。どれもホルモンや焼肉のサイドメニューとしてベストマッチ。カルビも程よい脂の乗りで口の中でその脂は旨みへと変わり、肉質も柔らかくまずまずと言ったところ。

ホルモンは、焼肉よりカロリーが低いとは言え、やはり脂っこいのは変わらない。頻繁に食べれるような食材ではないが、疲れた身体にビールでスカッと一杯、暑い夏を乗り越えるのにホルモンや焼肉を食べてスタミナ付けるのも良いのでは?