東京都世田谷区奥沢6-22-14
03-3703-1501
月~土 12:00-14:00
日・祝 17:00-21:00
定休日
水曜日・第3火曜日
price: lunch 2000yen-3000yen
dinner 6000yen-7000yen
website: http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131715/13024583/ (食べログ参照)
店舗外観 |
店内 |
サラダ |
松花堂弁当 |
赤出汁 |
用意されているランチは3種類。お弁当2種とランチコース1種。そのうちランチコースは事前に予約が必要とのこと。この日は予約なく入ったため、お弁当にすることに。お弁当2種のうち2800円の松花堂弁当を注文。内容は、以上の通り。サラダ、御造り3種、焼き物、てんぷら、煮物、赤だし、りんごのシャーベット。全体的にシンプルなものばかりだが、丁寧な味付けがしてあった。
サラダは、ずわいがにの身をふんだんに使ったものだろうか。身はほろほろと酢味噌風のドレッシングによく合う。焼き物は少し火が通り過ぎでパサついていたのが残念。添えてある玉子はすこし甘く感じた。私、ochazukeは普段から出汁の利いた甘くない卵焼きを食べ慣れているから甘く感じたのだろう。てんぷらの衣の付け方、食材は申し分ない。煮物も普段家で食べているものに比べれば、少し甘い仕上がり。がんもはふっくらぷりっとした仕上がりで手の込んだ一品だったと言えよう。赤出汁は、麩と三つ葉をあしらったいたってシンプルなものだが、よく出汁が出ており、コクと旨みのバランスの整ったお椀。りんごのシャーベットは、りんごの果肉が入っており、香り、食感、さわやかな甘さが絶妙。全体的には、上出来だが、2800円という値段を払うのであれば、もう少し細部まで詰めて欲しいかと。シンプルな味付けや食材本来の味を活かすために一切のごまかしや間違えが許されない。家庭で出るようなものも多く、個人個人で味覚は違うだろうが、仕上がりや色合い、センス共に優れているだけにもうちょいというところ。
次回は、ランチコースやディナーを試すべくリベンジだ。和食とは、シンプルかつ奥の深い料理だと改めて感じた一日だった。