2011年2月27日日曜日

森羅本店/ Shinra Honten

森羅本店

神奈川県小田原市本町2丁目14-16
14-16 2Cho-me, Hon-Chou, Odawara-shi, Kanagawa Japan 

0465-23-0318

website: http://www.0465.net/omise/shinra-honten/

lunch: 11:30-14:00
dinner: 17:00-23:00
closed: Tuesday 

price: lunch 1000-2000yen
        dinner 4000-5000yen


 あの有名な四川料理の鉄人陳健一の修行を受けた森羅のオーナー。陳健一がオーナーを務める四川飯店(http://www.sisen.jp/index.html)は東京の赤坂にあるため、神奈川県民としては少し遠い。だから、東京に出なくとも小田原で本格中華が味わえるのはとてもありがたいこと。小さい店舗ながら、メニューは豊富でランチやディナーはもちろん、予算に合わせたコースも用意。そのほか季節限定の旬のメニューもおすすめ☆

店内は、こじんまりながら2階も構えているので大人数でもOK!土日のランチ時は特に混むので予約したほうが良いでしょう。


日ごろからランチではよく利用しているが、今回の目的は本格四川の火鍋。前菜や中華が3品、火鍋、デザートが付いて1人3500円。これだけだと想像も付かないがこれから写真に出てくる4人前の量を見て、かなりお得だと実感するだろう。

レンコンのなますとにんじんの紹興酒漬け
棒棒鶏(バンバンジー)
カシューナッツの中華
火鍋の具材その①肉編

火鍋の具材その②魚介・野菜編
火鍋の具材その③麺類・豆腐編
赤:唐辛子・中国山椒マーラーのスープ、白:豆乳のスープ
具材を投入した火鍋
特製杏仁豆腐

なますは、少し甘めでもう少し酢を利かせても良かった気もするが、にんじんの紹興酒漬けが絶品だった♪あっさりとした味わいの中に紹興酒の豊かな香り、濃い目のしょうゆ味。前菜からすでにごはんが進む笑

中華は、彩り・つやともに良く、カシューナッツの食感も楽しむことの出来る1品だった。

火鍋の具材は、見ての通り凄まじい量で家族4人で食べ切れなかったほど。野菜、肉、魚介、麺類とバランスよく飽きが来なかった。赤いスープは見た目ほど辛く、むしろマーラー(中国山椒)が利いているため舌がしびれるような辛さ。何とも言えないクセになる味だった。お好みでゴマ油とにんにくのすりおろしのタレに付けて食べるとまたさらにパンチの加わった味に仕上がる。麺を入れると汁なし坦々麺(成都坦々麺)のようなこれまた違った味わい!うまし!笑 パンチの効いたスープとは対照的に白いスープは、豆乳から出来ており、まろやかで淡白ゆえに口直しにちょうど良かった。

最後のデザートは、辛くしびれた舌をやさしく癒してくれるような味わいだった。いつも食べているような杏仁豆腐とは違い、喉越しがよく、プリンのような食感。杏仁の香りと味は、抑え目でその代わりにクリーミーさの加わったミルキーな杏仁豆腐だった。

特におすすめなのが、ランチメニュー!1000円以下がほとんど。ランチメニューとプラス100円で餃子のセットにしても1000円でおつりが返って来るほど。それでいて本格中華が味わえる。ちなみに私のお気に入りは、坦々麺。ゴマの風味が濃厚でコクのあるスープが特徴。スープが堅めで細目の縮れ麺によく絡み、ピリ辛で香り高いスープは最後まで楽しめる。餃子セットに付いて来るライスを残りのスープに浸して、違った味を楽しむのも一つ♪


  箱根に立ち寄る際にでも小田原駅に一息置くのはいかが。小田原駅から郵便局方面にまっすぐ10~15分ほど歩いて左手の角にあるお店です。道路沿いに小さく建つお店なので見逃しに注意。