2011年7月1日金曜日

花水ラオシャン本店

花水ラオシャン本店

神奈川県平塚市花水台29-4

tel:0463-36-0269

open hours: 10:30-22:00
closed: thursday


price: lunch/ dinner -1000yen

website: http://www.shonanhibees.net/hanamizuraoshiang.html
            http://r.tabelog.com/kanagawa/A1404/A140407/14009705/ (食べログページ)

食べログ 神奈川ベストラーメン2010 第5位!(http://r.tabelog.com/bestrmn/2010/kanagawa/)

店舗入り口


特徴ある黄色のメニュー。そのほとんどが驚きの価格! 


カウンターしかない店内は、いつも超満員。
子供から大人まで幅広い年齢層に愛される庶民派のお店だ。そのお客さんが食べているのは、らーめんではなく、超個性派タンメン。麺は、そうめんのような細い麺に器の底が見えるほど透き通った澄んだスープ。それは、見てもびっくり、食べても衝撃を受ける味だ。平塚の人で知らない人はいないと言っても過言ではないほど今や平塚のソウルフードだ。

ワンカップ酒のカップで出てくるお冷(笑)
左から2番目にあるのは、自家製ラー油。タンメンに入れても良し!餃子にかけて食べても良し!

タンメン 350円
見て驚く理由がわかっただろうか。まず、その具材。中に入っているのは、みじん切りのたまねぎ。シンプルにそれのみ。味はと言うと、その透き通った澄んだスープは、やさしいあっさりした味わいに酸味が鼻につーんと抜けるようなスープ。説明だけでは想像もし得ないような味だ。個性的!麺は、そうめんのようにつるつるとした喉越しのいい麺。夏にはぴったりな麺。その酸味のあるスープとシャキシャキとしたたまねぎの食感がクセになり、通い詰める人が続出しているのだ。また、二日酔いでもさっぱりとお腹にやさしい感じで食べれるのが特徴だ。

その安さも売りでシンプルにタンメンだけだと350円。安いため、これにビールと餃子を付けるお客さんをよく見かける。そんな私もいつも決まってタンメンと餃子を頼む。

餃子 350円
ここの餃子は、注文を受けてからその場で焼いてくれるから食べる頃に表面がパリパリでカリカリに仕上がっている。中は、野菜のみとシンプルであっさりとした餃子だが、これが酸味の利いたスープによく合い、タンメンには欠かせないサイドメニューだ。この餃子とタンメンを交互に食べるのも良し、半ば過ぎた頃に自家製のラー油を入れても味が引き締まって、また一味違った味を演出する!シンプルだが、工夫次第で色んな味の変化を楽しめる一品だ。

たまねぎだけではと思う人は、アレンジを利かせて好きなトッピングをプラスするのも良し。また、既成のメニューもある。この日、家族が頼んだのはネギタンメンとキムチタンメン。そして、焼きワンタン。

ネギタンメン 650円

キムチタンメン 650円

複数トッピングが乗っけても650円。通常のラーメンでは考えられないような価格だ。ネギタンメンは、白髪ネギにチャーシューの千切りをごま油で和えたものをトッピング。そこに、青ネギを彩りに載せたタンメンだ。ネギの風味が存分に味わえるパンチの効いたタンメンだ。ネギだけでは辛さと味がくどいので、そこにチャーシューをプラスし、コクと旨みをプラスしているのだ。

キムチも自家製で酸味があるのが特徴。スープの酸味にさらにキムチの酸味と辛さが増し、すっきりとした味わいなのだ。わかめやネギもうまく調和し、コクを引き出す。韓国の冷麺に味わいはよく似ている。

焼きワンタン 500円
表面がカリカリに焼いてある焼きワンタンは、この香ばしい香りと中のお肉が絶妙。白髪ネギを乗せて、塩で食べるのが通。そのまま食べるのも良し、ビールのおつまみとしてもばっちりだ。

花水ラオシャン、それは鼻水が出るほど酸っぱく、一度通い出したらまた食べたくなるようなクセになるラーメン店。決して、お洒落なお店や食べ物ではないが、そのシンプルさとスタッフの人情に惚れること間違いなし。飲みの締めに一杯のらーめん。こってりもよいが、たまにはあっさりでお腹を労わるのもいかが。

0 件のコメント:

コメントを投稿