2011年6月17日金曜日

yutori no kukan

ゆとりの空間 横浜ベイクォーター店

〒221-0056 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-10 横浜ベイクォーター3F
tel: 045-450-7197

open hours: ショップ/11:00~21:00
                レストラン/11:00~23:00
                ランチ 11:00~14:30(ラストオーダー)
                ディナー 18:00~22:00(21:30ラストオーダー)

店舗入り口
キッチン雑貨なども併設♪
 最近、テレビや雑誌で取り上げられている料理家の栗原はるみさんがプロデュースする「ゆとりの空間」。横浜ベークォーター店は、生活雑貨やキッチン道具のお買い物をレストランに居ながらにして、同時に楽しめる生活一体型のショップだ。レストランでは、ランチ、ティータイム、ディナーとそれぞれのシーンに合わせて、栗原はるみのレシピで作った食事を提供。

レストラン店内 夕食時
レストランは、ガラス張りで白を基調とし、明るさと開放感を強調している。イスやテーブルも一風変わったデザインで個性が際立つ。白を基調しているだけにインテリアの一つ一つの色が栄える。

料理本や雑誌がたくさん
メニュー
テーブルシーン①
テーブルシーン②
 タイルやキャンドル、植物をテーブルとちょっと飾るだけでアットホームな雰囲気を醸し出し、まるで自分の家に居るかのように演出してくれ落ち着く。

サバそぼろごはんと健康サラダプレート(国産18穀米使用・香物・味噌汁付き) 1000円
バジルチキンとトマトの18穀米カレー(副菜・味噌汁付き) 1260円
頼んだのは、この2つのセット。

以下、辛口コメント連発。注意を!笑

レストランの空間はとても気に入ったのだが、食事は期待はずれだった。料理家と謳っているだけに食事は、主菜+副菜+一汁のバランスの採れたものを提供している。しかし、その味付けはとても料理研究家と思えないほど濃い味付けだったり、インパクトに欠けるものだった。より生活に密着したお理を提供する統一したコンセプトは伺えるものの、味に繊細さを欠いている。私の思い浮かべる家庭的な味とは、やさしさに溢れた薄い味付けと素材本来の味を活かした食事だ。

まずは、さばそぼろご飯から。甘辛い味付けのさばは、さばの青臭さを取るためにも味を濃い目にしてるのだろうけど、少し甘すぎにも感じた。全体的に醤油、出汁ベースの味付けでも良かったように感じた。

次にバジルチキンとトマトのカレー。18穀米を使用してるから、ぷちぷちとした食感がカレーのルーとよく合う。トマトのカレーは、野菜をふんだんに使用した感はあるものの、生クリームだろうか?バターだろうか?トマトの良い酸味をかき消すほどのくどさを感じた・・・。バジルチキンは、ハーブの香がよく効いてるものの、塩辛い。ダメ押しが味付け玉子。醤油にそのまま突っ込んで寝かしたようにかなり塩気が強く、私が思わず水を途中で飲んでしまったくらい塩気が強くてびっくり。そして、味噌汁・・・。カレーに味噌汁は合わない。そぼろ丼には豆腐の味噌汁。カレーにはかぼちゃの味噌汁。
わざわざ2つのセットで異なる具材の味噌汁を用意するくらいなら、カレーにはスープを用意するべきだと思った。
 
唯一、良いことと言えば、普段の食生活では口に出来ない何十品目の食材が1回の食事で味わえること。食材にはこだわっていることはわかる。しかし、必然的にお値段も張る。高い値段を出して、よいパフォーマンスを得ることは当たり前なこと。以下に彩りよく、バランスに富んで、美味しく調理できるかはその料理人次第。それぞれ味のセンスや好みはあるでしょうけど・・・。とは言え、
普段一人暮らしでなかなか何品も作れない、外食続きで偏った食生活を送っている人には、アットホームでくつろげるこの空間で家庭で味わえるような食事が摂れることが良いのかもしれない。
ちょっと残念。。。

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