2011年6月19日日曜日

段葛 こ寿々

段葛 こ寿々

神奈川県鎌倉市小町2-13-4
JR 鎌倉駅から鶴岡八幡宮へ徒歩10分

0467-25-6210

open hours: 11:30-18:30
closed on: monday

website: http://www.kamakuratoday.com/meiten/kosuzu.html

情緒溢れる店入り口
別の角度から
鶴岡八幡宮のすぐそばに建つ言わずと知れたお店、段葛こ寿々。わらび餅と手打ちそばに定評のあるお店だ。大通りに面した場所に一軒の古き良き日本の古民家が建つ。情緒あふれる外観がさらに客を引き寄せる。
昔ながらの一軒家

外が気になる坊や笑
土日、紫陽花の見ごろの時期とあって、店内は大賑わい。おおよそ1時間並び、ようやく入れた店内は薄暗く、古民家ならではの雰囲気が漂う。

こじんまりとした店内
名物 こ寿々そば 1050円
 頼んだのは、名物のこ寿々そば。冷たいそばに大葉、三つ葉、海苔、天かす、大根おろしの5種の薬味が掛かっている。別につゆ、ねぎ、わさびが付いてくる。

そばを食べる上で大事なのは、以前の投稿 (艸楽庵)でも紹介したようにつや、喉越し、香りが大事と言った。今回は、ざるそばではなかったので、そばそのものを味を見極めるのは難しい。しかし、堂々と手打ちそばを看板メニューとして出しているのだから自信があるのだろうと思い、何も付けず、そばを食べてみた。

その感想は、艸楽庵ほどではなかった。喉越し、コシ、つやはいいのだが、そば本来の香りが足りない。ましてやこれだけの薬味を乗せているのだから、完全に負けてしまっている。そば自体は大したことがないのだが、薬味の香りを楽しむ分にはとても美味しく頂ける。それだけにもうちょっとそばにこだわってほしい。おしい!笑
薬味は、天かすのコク、大葉、三つ葉のさわやかさ、海苔の風味、そして大根おろしの辛味。この香りがすべて合わさり、どれ一つと負けることなくうまく調和しているのだから、びっくり。強いて言えば、少し三つ葉が優っているだろうか。でも気になるほどではない。別に盛ってあるねぎとわさびを加えることでまた違ったアクセントを生み出す!これは、これとして美味しかった。つゆは、かつおがよく利いたしょうゆベースで甘くない辛口のつゆだった。具材全体を引き締める役割りを果たしていたと思う。つゆに関しては、申し分ない。逆に甘いつゆ場合、具材の味全体があやふやになっているだろう。

デザートは、手打ちそば以上に押しているわらび餅。こちらのほうが定評がある。だから、頼まずにはいられなかった。

わらび餅 525円
  一口食べて、その食感に驚いた。この弾力といい、粘り気。今までに食べたことのない食感だ。黒蜜は、決して甘すぎず、コクがあっさりとしたわらび餅を包み込む。ここのわらび餅を食べたら、他のお店が食べられないかもしれないというほど。食感で楽しみ、しっかりとしたコクにきな粉の香り。絶妙なバランスとタッチ。

これは、お土産決定!家族の分を一箱購入。鎌倉に立ち寄った際には、ぜひここのわらび餅をお試しあれ。このわらび餅は、期待を裏切らない!

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