2010年11月8日月曜日

Cafe de F.O.B.

Cafe de F.O.B. 広尾本店

住所:東京都港区南麻布5-10-32
TEL:03-3446-5332
website: http://www.fobcoop.co.jp/stores/stores1.html
定休日:無休

店舗入り口

広尾駅3番出口を出てすぐ右手にあるオープンカフェ。
ヨーロッパの田舎町にあるカフェを思わせる店内に入ってみると厳選された雑貨やオーガニックティー・ジャムなどが置いてある。フランスから輸入されたものや自家製の食材を使い、細部までこだわり抜いたものを扱うカフェの店主はフランス人♪きさくに話かけてくれてとても感じのよいお店だった。おすすめメニューから食材の説明までしてくれてとても参考になった。

店内+店主の後ろ姿(笑)
こじんまりとした店内には、所狭しと雑貨が置いてあるが、窮屈感はなく見ていて楽しい。すべて外国から輸入した雑貨は、日本にはない珍しいものばかりで食事が来るまでのいい時間潰しにもなるのだ。食事が来るまでの間、店内を見渡しているとバターのいい香りとともにおすすめのスーププレートとドリンクセットが運ばれてきた。

フレッシュオレンジの入ったアイスティー

スーププレート+ドリンクセット 1200円

まず、驚いたのがこのスープ。
オニオンとキャベツをふんだんに使ったこのスープは、まるで具がメインかのようにスープボウルの底まで具がぎっしり!その味は、独特でドイツのザワクラウト(キャベツの漬物)が入ったような酸味の強いスープ。トッピングは、シンプルで生パセリとジュニパーベリーの乾燥したもの。シンプルながら、珍しい食材のジュニパーベリーを使うこだわりよう。日本では、あまり手に入らないんだとか。そのお味がまた独特でクセが強い。香りが強く、一見コリアンダーのようなスパイスを思わせるような強い香りと共にほんのりベリーの香りが鼻に抜ける。さらに、噛み進めていくと種の部分に達し、苦味を放つ。この苦味がスープの酸味を包み込むというかぎゅっと引き締める役目を果たしている何ともクセになる逸品♪正直、好き嫌いがはっきりと別れる一皿だと思った。個人的には、味わったことのない味だったがとても気にいった。

次に、パン。
トーストにハムを載せたシンプルなものだが、食材の味一つ一つを活かした一品だった。自家製のパンにバターを塗り、生パセリ・ハム・粒マスタードを載せてトーストしたもの。食事を待つ際に香っていたバターの香ばしい匂いはきっとこのパンだったのだろうー。パン自体は、見た目以上にしっとりしていてバターの香りが口の中に広がる。バターがたっぷり塗ってある割に油っこくなく、しつこさもない。生パセリの香りと粒マスタードの酸味、ハムの塩気が絶妙な組合わせだった。

最後にサラダ。
サニーレタスとアーモンドのスライスにビネガー、オリーブオイル、塩、粒マスタードを和えたもの。シンプルでおいしいが、サラダもスープもすっぱいから少し違う味を取り入れてみても良かったかも。
統一感があっていいのだが、ビネガーのドレッシングでなく、オリーブオイル・塩・こしょうとシンプルにまとめ、最後に香りの強い、コクのあるチーズ(ミモレットやパルメジャン)のスライスをあしらっても美味しいサラダに仕上がったかもなんて想像してみたり・・・笑 

全体的にとても美味しく、いろんな食材に出会えたランチだった。天気もよく、散歩がてらいい時間が過ごせた。もし点数をつけるのならば、5点中3.7点くらいかな。減点の理由は、外が大通りに面している店舗のため、窓から外が見えてとってもいいのだが、騒音と風景が店内とミスマッチ。そして、食材の使い方。クセの強いものをうまく使っているものの、味の統一感が逆に単調になってしまっているような気がしたから。今度行った際には、デザートもトライしてみたいな。

国際色豊かな広尾に立ち寄った際には、ぜひこのお店に立ち寄ってみて?本場の味を楽しめること間違いなし!

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